自己肯定感セラピー!を
個人セッションに導入する、魂と人生のナビゲート。松村有規です。『自己肯定感セラピー!』商業出版準備中です。
私は自分自身に取り組むトレーニングに出会う30歳過ぎまで、自分に自信のない人でした。
それでも自分の意識は高く持っていたと思うのですが、いざという時に、引いてしまう自分がいました。
私は30年くらい、人より前に出ることが怖かったのです。
そんな、出来事を、『自己肯定感セラピー!』の原稿に書いてみました。
その一部をご紹介します。
「あなたにとって人生とはどんな意味があるのですか?」と質問をしたとしてら、どう答えるでしょう?
もちろん年齢や立場、状況によって答えは様々なことでしょう。
同じように、体験もまた人それぞれに意味が違ってきます。
『それでも人生にイエスと言う」の著者であるV・Eフランクルは、ナチスによる強制収容所アウシュビッツに収容された経験を持つ精神科医であり心理学者であります。彼の名言集の一つに『どんな時も、人生には意味がある。どんな人のどんな人生であれ、意味がなくなることは決してねい。だから私たちは、人生の戦いだけは決して放棄してはいけない。」と述べています。

自己肯定感を下げる記憶の積み重ねで、すっかり自分自身に嫌気がさし、自信をなくし、自分なんてどうせ何もできない。
人や家族、友人、上司などに認められるわけがない。
と思っているあなた。
その記憶にある出来事を思い出してみましょう。
自分にとっては恥ずかしいと思っていること。
失敗したと思っていることです。
そして、
その出来事に対して、
「どのような理由でそれが起きたのか?」
「それは私にどのような学びをもたらしてくれたのか?」
と自分自身に問うてみましょう。

例えば私の体験ですが、小学校に入学してピッカピカの一年生の時。
クラスの学級委員を決める事になりました。
担任は「誰かなりたい人〜」と言ったので、一年生になったのが嬉しかった私は、真っ先に何もいわず手を上げました。
しばらくして(その間の記憶はあまり無いのですが)担任の先生はクラスの男の子一人、女の子一人の名前を上げ、三人で学級委員の表決を取る事になりました。
その時の私は、なんで私が手を挙げているのに他のふたりを名指ししたのか意味不明。
少しパニックになっていました。
その二人共に、親が学校の先生をしていることは、幼稚園からそのまま小学校に入学してきたクラスのほとんどが知っている事実でした。
結果的に、私は選ばれることなく、学級委員はその二人に決まってしまいました。
なおかつ、さらに追い討ちをかけるように自己肯定感を貶めたのは、
なんと・・・
私自身もその二人に対し学級委員として認める挙手をしてしまったのです。
自分自身への裏切り行為でしかありません。
ヘタレな私にショックでした。
以後、
私は自分自身を積極的に前に押し出す、目立つ行為をしなくなったと言うのは目に見えて明らかなこととなりました。
この
「みんなから認めてもらえない」
「担任の先生ですら私を無視した」
「私は私の意思を裏切った」
と言う恥ずかしさ、惨めさ、悔しさと言うトラウマに対して、
ずいぶん大人になり、
カウンセリングの勉強をするようになってから取り組みました。

この出来事、
記憶はどんな意味と学びを持つのか説明をしてみましょう。
恐る恐る手を挙げた一年生の私は、
小学一年生の私になった嬉しさで何かにチャレンジしたかったのです。
だけど、
恥ずかしいから声もあげず、
手を上げる行為のみで「自信」が無かったのよね。
「自信」なんてもちろん初めてだから無くて当然でなのにね。
この記憶の意味と学びは「やる気」と言う意思が「自信の無さ」に負けてしまった結果だったのです。
明確な「意志」や「やる気」と言う「ワクワク感」は、行動する力を推進させることができると知ったのはずっと後になってからのことでした。
それを学ぶために、この経験を私はずっと痛みとして記憶していたのだと気づいたのです。
それからの私は、他者から認められない自分という状況になると、このことを思い出し、
傷ではなく 「今できることな何か?」
「何が私をワクワクさせるか?」
と考えられるようになりました。
積極性も、
目立つ事もへっちゃらになったことは言うまでもありません。
人生の体験にイエスと言うことって、強力な自己肯定感へと繋がりますね。
今では、
この出来事は、
私にとって大切な記憶となりました。
私が私の自己肯定感を阻害した出来事として、
しっかり記憶しています。
今年出版予定の
『自己肯定感セラピー!』
の本では、
そんな出来事に対して、
一人一人の感覚の優位性を利用しながら、
自己肯定感を高める
簡単な方法をいくつか紹介しています。
お楽しみに!
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